義眼用資料 「記録(3) JiNSモイスチャー」(2014年04月13日製作)
桜も散りだし、春真っ盛りになって来ましたねぇ
やっと春だ…。
義眼を付け始めて最初の冬を越えました。
本当に目の乾燥に悩まされた始めての冬だったわぁ
暖かくなってきてやっぱり冬と暖かい季節では目の渇き具合がまるで違う事が分かりました
これからまた次の冬までは目の乾燥に悩まされる事は少ないかもしれません。
タイムリーな話題では無いかもと思いますが、おさらいも兼ねて書かせて下さいね
時は昨年末、
目の乾燥に悩まされその状況をブログに書いたところ、対応策としてコメントしていただいてから使用しています…(コメントありがとうございます)
「JiNSモイスチャー 」
ドライアイに効果のあるメガネとして一昨年位から販売されてるみたいです。
私が購入したのは2代目「スクエア」タイプ。
単純に言えば顔に非接触の水中眼鏡と言う感じですかねぇ。
理論上は、
室内湿度が36.7%の時にメガネ内が58%になるそうですがこれはあくまで理論上ですね、使用者によって個人差が生まれます。
以下、その辺りも掘り下げながら使用した感想を書いていきます。
「使った感想」
理論上の湿度になってる感じは有りませんが、確かに目の乾燥にはかなり効果が有ると思います。
ただ、顔の輪郭で保湿力も変わってくる感じですね。
私は顔の堀が深いとまでは行きませんが、のっぺりした顔では有りません。
なもんでメガネと顔との隙間が生じ保湿力は効果減だろうなと推測しています。
メガネに給水しそれを蒸発させて目を潤すという発想は非常に良いのですが、現状使ってみた感じでは「おまけの機能」だなと思いました。
タンク内が2cc程度で12時間以上蒸発せずに水が残っている。
これは目の周りがメガネで密閉されている状態でなら蒸発もしないでしょうが、顔とメガネの隙間が結構ある中で蒸発しないのなら単純に蒸発機能の性能が悪いと考えられるのでは?と思います。
多穴式の蒸発システムでは一寸物足らないですね、プラスして蒸発部の表面積を増やすなど改善点が無いとおまけの域は超えない機能です。
冬のシーズンが終わって今は花粉症対策のメガネが宣伝されていますが、ひょっとするとこの花粉対策でも効果は変わらないのでは?なんて思っているのは内緒
もう一つ難点が有るのですが、なんせ
視界が狭い
フレーム外側が大きくて片眼の私にはかなり視界の狭まりを感じる為、危険を感じる事もあります。
まぁ、これを装着して車の運転もしていますが本来なら止めておいた方が良いと思っています。
とは言うものの今や家での生活と外出時には必需品です
ただ、職業柄仕事中に使えないので会社に行く日は家に置いて行きます
なんせごつい作りなので外して携帯するのには向いていません。
まとめとして、
「利点」
・ドライアイ・目の乾燥については効果あり
・一回の給水で半日は効果が持続する
「難点」
・視界が非常に狭い
・フレームがごつい為専用のメガネケースにしか入らない
・スポイトが無いと給水が困難というか出来ない
・レンズ部が拭きにくいので汚れると面倒くさい
・耳に掛かる部分を自分で調整出来るがそもそもサイズの種類が無い為顔に合う人が限定している。
せめて「2・3種類のサイズ」が有ると理想的
・タンクに水を入れ続け乾かす事が無いと匂ってくるw(他ブログで記載されていた)
ドライアイも最近では生活習慣病の一つに数えられますかね?
いまはJiNSと諸派の眼鏡屋さんでこういうドライアイ対策のメガネが出ていますが構造と効果を考えれば何処のメガネ屋でも作れるだろうなと思っています。
このメガネ、需要は今後も伸びていくと思いますので今後時が経つにつれ良い製品が出てくるのではないかなと思います
皆様の参考になれば幸いです