鉄砲玉の義眼体験記 【資料館】

鉄砲玉の義眼体験記 【資料館】

皆様こんにちは、鉄砲玉です。 2020年7月より義眼にまつわる動画配信を始めました。 それに伴い以前に製作したブログの義眼に関わる自己記録を別途残せるようにこちらに記載する事にしました。

義眼用資料 「記録(14) 「第六感を養う」」(2015年1月13日製作)

今回は片眼生活の中で「意識している感覚」の話です。

これは付加的な物であり、絶対に必要な事ではありません。
そして成長期にはあまり関係の無い事だと思います。
むしろ大人になって反応が鈍りだしてから必要と言うか・・汗

私の場合は工業系工具ドライバーの仕事柄、危険の多い職場環境でこの意識は役に立ってるなと思っています微笑み顔

片眼生活を考える上で、頭の片隅にでも残しておくと良いかな~って思うので記録しておきますaya


人間には、
視覚目
聴覚耳
触角チョキ
味覚ペロリ
臭覚鼻
と、五感が備わっています。


この五感の一つが失われている場合、残された他の感覚が鋭くなる…。
こんな話、映画映画やマンガ本で聞いたことは無かったでしょうか?


残念なのですが…、
物心ついた頃から片眼で生きてきた私が、残された目を含め他の感覚が人より鋭いと感じた事はありませんしょぼん


それは多分、片眼で生きて行く事に他の感覚の向上は必要では無いからでしょうね。

だから、
「生きてく上で片眼でも全く問題ない」
と、良い方向で捉えています微笑み顔


しかしながら、
目が見えていない側の死角はやはり両目が見える人より大きい訳です。(☆視野角にリンク)
本来なら死角側の聴覚耳とかは鋭くなってくれてもいいやんか~って思ったことはありますけどねべーっだ!


今回お題に挙げている第六感は、霊感おばけや予知能力叫びって事では有りません…aya


例えば、
人の流れを見た後歩く
「さっき死角側に人が居たよな…」
とか、
瞬間的に見た風景霧や道から道路
「たしかそっち側にはつまづきそうな物が置いてあった…」
「死角になるそこから車や自転車が出て来たら気が付くのが遅れるな…」
とか…、

いわゆる危険予知注意の「○○で危なそう」
や、
パッと見の感覚からの「○○のような気がした」
等、
こういう事を無意識の内に「感じる&考える洞察力の事を言っています。


で…、
何でそんなものが必要だと思うのかはてなマークって事なんですが。

死角側の「耳から後ろ」の情報って、
「音を頼りにする」

「目視なら首だけでなく体ごと振り向いて見ないと」
知る事は出来ません…。
「歩行中歩く」や「自転車自転車で走行中」、または「座ってる」「作業中」の場合、車のようにが無いので視覚側の確認がかなり難しくなります。


例えば人とぶつかりそうな時、
両目が見えてる人は、視界内で危険に対する咄嗟の状況を目の当たりにしたら…、
気付いたその時に判断し避けるが普通のタイミングでしょう。

けど、片眼の私が死角側で咄嗟の状況になれば気が付くのが遅れるか、気が付いても反応が遅れる

そうなると、
避けるのが遅れたり、最悪避ける事もせずにぶつかったりする事も…汗

何でもない時にぶつかって「何やこいつむかつく」なんて顔された事も幾つか記憶が有ります…しょぼん


ならどうするか?と言えば、
後々死角になる場所は余裕の有るときに1度見ておこう…目とか、
出来る限り死角からの情報や音耳は注意しておこうとかになります。

そして、それが判断材料に活かされると言う感じです。

こう言う事は両目見えてる人は殆んど使わない意識だから、自分では第六の感覚だと思うのです。


そんなの
「常に確認してたら問題無いやんはてなマーク
と、思われるのかもですが、何回もキョロキョロきょろきょろきょろきょろしてたら挙動不審な人間だと思われます…汗

それに、歩いてる時に目の前の人がいきなり振り向くとかなりビックリされますしね…しょぼん

確認動作が大きいと
「こいつどこ見てるんだ…」
と、目線を追われる事目右矢印も結構有ります…。


昔、こんな事が有りました。
学生の頃、教室で席の位置が悪くたまたま死角側を見る必要が多かったのですが…。
「いつも○○girl*の方見てるけどあいつの事好きなん?爆笑
なんてからかわれた事も有りました…。
そう言われるともう…、そちらを見る事が恥ずかしくて…汗

それと、
例えば相手が私を見る場合、
相手は「両目見えてる」としか思いません。
片眼しか見えない人が居るなんて誰も想像しませんからね。
自分はそちらが見えないからと思っていても人は避けてくれないものです汗


それで、肝心の
「どうすればそんな意識が養われて行くのか?」
なのですが、
それは成長と共に徐々「見えない側の死角に危険が有る事注意を知っていくのが大事かなと思います。

こんなの急に身に付く事は有りませんしねしょぼん


「徐々に知っていく理由」は・・、
いきなり「危ない」と知ってしまえば死角側に恐怖の意識が芽生えてしまうと思います。
それはそれで行動や好奇心を鈍らせてしまいかねないし良くない事だと・・。

自分の子供の頃は死角側に恐怖は無かったし「自分から見える世界が全て」と思っていました。
若い頃は反応もそれなりに早いものですし、動きもまだ俊敏だし、自分の限界とかも考えてません。

けど、加齢と共に動きも反応も鈍ってくるもので・・汗
そうなって来ると段々、「自称第六感」は必要だなと感じています。

死角側の「危険を理解する事」と「自分の限界を理解する」この合致点が難しい所だと思いますが・・aya

 

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鉄砲玉の義眼体験記 【Experience story of artificial eye life】

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