義眼用資料 「記録(6) 義眼台予習(Medpor)」(2014年04月29日製作)
次回やっと自分の義眼台について書こうかなと思っているのですが、その前に分かりやすい内容の資料を見つけたので紹介しておきたいと思います
尚、この資料
手術シーンとか血が見えるのでそういう物に不慣れな方にはお勧めできません。
そして興味本位で見るだけなら閲覧は避けた方が良いと思っています。
網膜芽細胞腫における Medpor® 可動性義眼台の使用経験
(2008年10月1日現在)
おめめ用Medpor(メッドポア?)と言う物質ですが、多孔性ポリエチレンで出来た義眼台に直接外眼筋を縫合出来る物らしいです。
海外ではメジャーなものみたいですが、日本では医療器具の申請がされず厚生労働省の認可は下りていないそうです。
筋繊維を縫込める義眼台と言う事で私の眼球内容摘出術同じく義眼台自体は健常者に近い動きをするようですねぇ。
あくまでもその人の手術内容や筋肉自体がどう残ってるかによって違いはあるみたいです。
ただ、それは義眼台が動くだけであって義眼の動きはそれに伴わないとこの資料には書かれていました
その理由は
・ソフトコンタクトレンズと角膜のように、結膜を隔てて義眼台に吸着されていない
・Peg(連結棒)が無く義眼台と義眼の連結が出来ていない
なんて書かれていますね。
ちなみに私の感じでは2点違う理由も有るように思います。
それは次回に自分の見解として書こうと思っています。
そしてこのMedporという義眼台、今の所多分4種類ある義眼台の中では手術後露出する可能性が高い部類と載せてあります。
医師の考察は手術法や縫合の仕方がまだしっかり確立されてない?ような書き方ですね。
今はプラスチックで被覆されたcoated hydroxyapatite(ハイドロキシアパタイト)の方がMedporより筋繊維の縫合が容易じゃない?と報告されてます。
何にせよ問題は日本で普通にはそういう義眼台が手に入れられないそうですが・・