義眼用資料「記録(9) 白色瞳孔」(2014年07月03日製作)

この記事のみですがリンクフリーです。
目の病気に関して早期発見や周知に関する事であればご自由にお使いください。(2014.10.5追記)

今回は白色瞳孔について。
この症状は対処に緊急性が有ります。

それは何 はてなマーク
と思われる方が大半だと思います。

まずはどう言う状態か見て頂いた方が分かりやすいので…。

以下、白色瞳孔の画像です。
(自身３～４歳時の約１年間、発症からの経過順)

写真の変更と追加(2015.9.27追記)

35年前の、デジタル撮影ではない写真を取り込んだため画質はご勘弁を…。

確認したい場合は、デジカメカメラを「フラッシュモードで撮影」した場合に、黒目部分が白く(黄色？)光る事が多いので確認がしやすいと思います。
わざと瞳孔を拡げるために、暗がりからフラッシュ撮影と言うのも良い方法かも知れません。

この方法で目が光らないからと言って
「確実に安全とは言えません」
それは症状が網膜に反射するだけの大きさが無い場合もある為です。
あくまでも確信を更に得る為の一つの方法とご理解下さい。
(2014.10.5追記)

白色瞳孔の原理(ネット引用)
フラッシュの光は高速で有るため、眼の虹彩によって瞳孔を閉じる時間がない。
そのため、光は血管が多い網膜に直接届き、光で照らされた網膜が写真に写され赤くなるのである。
この原理は眼底検査にも使われている。

悪性腫瘍や網膜に何らかの疾患が有る場合、赤目ではなく白く写ることがある、これを白色瞳孔と呼ぶ。

いわゆる赤目って言うのはこう言う感じです。

写る原理は同じです。
違うのは網膜の状態による発光具合ひらめき電球

この白色瞳孔状態になる子は殆ど居ないだろうと思います…。
でも、この状態になるとかなり危険な状態です

失明・眼球摘出の可能性も非常に高い…。

白色瞳孔で疑われる眼の病気(ネット引用)
・網膜芽細胞腫(主に3歳までに発症)
・未熟児網膜症
・第一次硝子体過形成遺残り
・コーツ病
・眼内炎
・網膜異形成
・硝子体出血
・寄生虫性肉芽腫症
・犬蛔虫症
・脈絡膜欠損症(脈絡膜コボローマ)
・白内障

中には命の危険が有る病気もあります。

網膜芽細胞腫の概略が分かるようにと書かれた画像をお借りしました。
この画像では白色瞳孔に合わせさらに「斜視」の場合も重大な病気が潜んでいる可能性が有ると説かれています。
(2014.10.5追記)

ですので、もしこの状態に似ていれば間違っていても構いませんから１日でも早く眼科・小児眼科へ行って欲しいのです

眼科へ行って「何でもない」と言われたなら私は驚かせてしまった事を謝ります。
けど、間違ってて良かったと思って貰える程の価値は有ると思っています。

重病を観て貰う眼科についてなのですが、個人的には本当に「当たりはずれ」が存在していると感じています(経験談)

素直に「対処が出来ないので大きい病院を紹介します」と言ってくれれば良いのですが、
分かった風な言い方で何もしない・経過観察と言うヤブ医者も多いです

最近は営利目的の眼科も増えたように感じます。
コンタクトレンズの処方や眼精疲労・ドライアイ・軽度な白内障程度しか相談に乗れない(それも提携病院を紹介するだけ)未熟な開業医も居ますガーン

もし、お医者に相談する場合は
「眼が透けて見える」
「写真撮ってみたら光っている」
「インターネットで検索したら白色瞳孔って出たのですが…」
と伝える。

加えて撮影した画像をお医者に見せてみて下さい
上手く写真が撮れなければ、私の画像を印刷してもかまいません。

白色瞳孔と此方から伝えても曖昧で大した反応の無い(違うと言い切らない)医者で有れば、他の病院も行った方が良いかと思います。

欲しい答えは「病気なのか、勘違いなのか」ですから…。

以下は症状が気になった時に調べそうな検索ワードや実際に検索された方の検索ワードです。
もし、これらを検索してこのブログにたどり着かれた方はしっかりと罹患の可能性の有る人物を確認していただければと思っています

検索ワード
「目　光る」
「目　透き通る」
「目　写真　光る」
「目　写真　黄色い」
「瞳　透ける」
「瞳　透明」
「黒目　透ける」
「黒目　透明」
「目　小児がん」
「幼児　瞳孔　光る」
「小児　眼が光る　斜視」
「乳幼児　眼　光る」
「白色瞳孔フラッシュ」(2014.10.5追記)
「写真フラッシュ白く光る」(2014.10.5追記)